一橋植樹会作業班紹介


作業班は次のような役割を担っています


  • 一橋植樹会の組織一橋大学国立キャンパス緑地基本計画」に沿って大学の行うキャンパスの緑の保全と環境保護活動の支援組織です。そのための作業計画の立案、実施や作業時の安全管理、作業用具の管理などの仕事を体系的に行っています。
  • 大学等との連携:一橋植樹会活動の基本は母校の資産である学内の自然と環境保護のための支援活動です。そのために窓口となる大学施設課や私達の活動について助言をいただいている皆様と連携しながら、作業を進めています。
  • 将来を見据えた作業計画の作成と作業実施:年間あるいは月毎の活動計画を作成して作業を実施しています。作業計画は環境の変化に応じ見直しを迫られる場合も少なくありませんが、「一橋大学国立キャンパス緑地基本計画」に基づいて将来を見据えた作業の企画・立案を行うようにしています。
  • 学生との協働とその活動の支援等:定例作業や会員有志による定期作業だけでなく、大学祭の委員会や運動部学生に依頼される活動環境整備のための共同作業、寄付講義「緑の科学」の野外学習などに作業経験者としてそれらの活動に対して支援を行っています。




作業班の活動は大学の行うキャンパスの緑の保全と継承を支援目的とする一橋植樹会の活動で基本的な役割を担っています。キャンパス内の建物群と一体となったその自然は、一橋大学の長い学問の府としての歴史と伝統を象徴するものです。春夏秋冬を通じてキャンパスに見ることのできる美しい自然の営みに対しては、卒業生、学生、職員が一体となった私たちの活動が大切な役割を演じています。例えば、夏にはどんどん育つオオブタクサなどの厄介な野草や生命力旺盛なクズ等と格闘若しなければなりません。自然を相手にし、それを理解しながら、活動を行うことができるのもまた私たちの活動冥利に尽きるところです。

註:上段 キンラン、ラン科の多年草。中段:周辺整備作業後のひょうたん池、下段:大学正門を入ったところ:イチョウの黄葉。