兼松講堂:国登録有形文化財





1925年(大正14)年に株式会社兼松商店から創業者兼松房次郎翁の13回忌追慕記念事業として寄付されたもの。竣工時の名称は兼松記念講堂と呼ばれていた。ゴシック建築が多い大学の建物には異色のロマネスク様式であり,伊東忠太(東京帝国大学工科大学教授)の設計監督で1927年(昭和2)年に竣工した。 延面積2,760㎡。

 

建物の随所に見られるロマネスク特有の怪獣は,伊東忠太のオリジナルでその数およそ100体を数える。


美しい兼松講堂入り口のアーチ

兼松講堂入り口の一つ