2022年10月の作業


10月8日(土)

 

第1講義棟と第2講義棟の南側の草刈、旧職員集会所跡地北側のキンラン・ギンランの生育地のササ刈り、灌木の除去と下草刈り、くにたちのお花ばたけの整備を行いました。第一講義棟と第二講義棟の南側の草刈りは、作業区域が広いこと、成長したイネ科植物の層が厚いこと、クズが縦横に匍って繁殖していることなどから作業は容易でありませんでしたが、ほぼ必要な箇所の作業は完了しました。また、樹木の下のミョウガなどが生育する区域は試験的に刈り残しました。キンラン・ギンランの生育地は地面を覆うササの除去や灌木の刈取はその生育環境の維持のためにも必要で今回作業を行いました。作業区域には数本のコナラの大径木が存在し、一部はナラ枯れ病に冒されていますが、地面には多くの実生を見ることができ、可能な限り残すようにしました。コナラの健全な生育もキンラン・銀蘭の生育には必要なことです。


10月10日(月・祝日)

 

学生、OB参加のもと、ハンドボール部との共同作業を実施しました。ハンドボールコート内の草取り・フェンスの蔓取り、コート東側の草刈を含む作業で広範囲に及びました。また、コート内に出ているサクラの枝の剪定とイイギリ(No.572(青))の伐採を行いました。イイギリは植樹されたものでなく鳥散布により発芽、生育したもので、コート内を覆うように枝を伸ばしていたものです。(写真:作業終了後の集合写真


10月14日(金)

 

社会科学統計情報研究センター南側の草刈と灌木の除伐を実施しました。灌木はヒメコウゾを中心にエノキの幼木などで昨年の除伐以来、萌芽したものが大きく生長し作業に時間を要しました。クワの仲間であるヒメコウゾは、クワ同様にキャンパス内でよく見ることができ、切ったところからよく更新し、除去するのに厄介な樹木です。草刈も草が大きく伸びこれにも時間を要しました。また、アジサイの刈込やくにたちのお花ばたけの整備も行いました。


10月22日(土)

 

東キャンパス国際研究館西側及び南側の草刈と灌木の除去を行う予定でしたが、午前中は今までの2日間の作業で未処理であった草刈のゴミの集積場への搬送、イノベーション研究センター西側のクズの除去とアジサイの刈込を行い、午後は、東1号館周囲の草刈、枯れた植込みの整備や植込みの刈込、東1号館とテニスコートの間の草刈を行いました。また、前回作業に引き続き、くにたちのお花ばたけの整備も行いました。


10月28日(金)

 

10月22日の作業ゴミのゴミ集積場への搬送、東二号館東側の草刈と植込みの整備、枯れたシャリンバイの除去、ツバキの枝落とし、東本館東側の草刈りを行いました。シャリンバイの木は堅く、枝も四方八方に出ていて処理に苦慮しました。手鋸での作業は時間がかかるためチェンソーを使用しました。また、小倉先生ご担当の「スポーツ方法」の講義で、植樹会作業の観察と作業体験が行われ、受講の学生達による蔓の除去作業の実体験がありました。ヤマブドウの仲間のエビヅルの実が熟していて、その実も試食してもらいました。