2020年10月の作業


10月5日(月)の作業

10月の声を聞き涼しさも増し、作業環境も大分良くなりました。気温が下がることにより、刈払機のエンジンもオーバーヒートすることもなくなり、比較的順調に作動するようになりました。空冷エンジンで10度を超える温度差は大変であることが良くわかります。この日の作業は7日のハンドボール部との共同作業の準備も兼ねたハンドボールコート周囲の雑草の刈取や蔓草の除去でした。人の背丈を優に超えるオオブタクサは茎が木質化して扱いに苦慮しましたが、それにも増して例年の2倍の量があると思われる雑草の量には閉口しました。  


雑草との戦いに奮闘する

奇麗に刈り取られた雑草や笹

回りの雑草がなくなりマツも一安心


スズメウリ

クサギ

雌雄のジョロウグモ



10月7日(水)の作業:

ハンドボール部との共同作業で、ハンドボールコート内の雑草の刈取、フェンスに巻き付いたクズやヤブガラシ等の蔓草の除去を行い、あわせて周囲の雑草刈りやスダジイなどの剪定を行いました。参加した学生は21名で、限られた時間の中で手際よく作業をし、作業終了時にはあたりは見違えるようになりました。


作業終了後の様子

ハンドボールコートを望む

作業終了後の様子

作業終了後の後片付け



10月14日(水)の作業:

東一号館周辺の整備作業を急遽変更して、野球場周辺の整備作業を野球部と共同して行いました。野球場周辺の岸田ロード側は大学により草刈が行われ整備され、またグラウンド内も学生達の手により伸び放題であった外野の芝生やそこに侵入した雑草類は奇麗に刈り取られていました。そのため、それ以外の一塁側や三塁側の通路や部室周辺の雑草やササの刈取、過去に刈り取った芝の刈取ゴミのゴミ集積場への搬送、サクラの倒木の枝落としなどの作業を実施しました。作業に参加した35名の学生達の働きで、野球場周辺も見違えるように奇麗に整備されました。


刈り取った草を集積場に搬送

整備された一塁側

整備された野球場と周囲を背に休憩


三塁側整備作業の光景

整備なった三塁側と芝の刈取ゴミの処分

刈取ゴミの処理をきりあげ作業も終了へ



10月20日(火)の作業:

この日の作業は東一号館周辺の雑草の刈取、蔓草の除去、植込みの剪定を行いました。しかし、当日の作業時間帯はオンライン講義の最中であり、刈払機などの出すエンジン音は、講義の支障となることから、午後からの作業は途中で中止し、場所を西キャンパスの講義棟から離れた国際交流会館の東側のコナラとクヌギの植栽地に移しました。この場所はクズの生長が旺盛で、またクズ以外の蔓植物も繁茂し、背の低い植栽木の成長に大きな障害となることから、これらの植物の刈り取りや除去を行いました。作業中、「タヌキのため糞」があり、キャンパス内にタヌキが棲息し、糞には沢山の消化されなかったイチョウの種が混じり、彼等の食餌の好物がイチョウの実の果肉であることがわかります。


整備された東一号館周辺

国際交流会館東側:タヌキのため糞

作業中の国際交流会館東側



10月26日(水)の作業:

国際交流会館東側の作業を完了し、その後第2研究館南側の雑草の刈取、蔓草の除去作業、そしてヒマラヤスギの周囲の雑木の除伐を行いました。また、第二研究館の南側にはシダレザクラの植栽木や大きくなったイロハモミジの木があり、それらの剪定も行い、樹形を整えるなどの作業も実施しました。周囲のコナラはいまだに緑濃く、立派な枝張を見せていましたが、老齢の大径木であることから、ナラ枯れの被害を受けないか心配です。シオデが立派な黒紫色の独特の実をつけていて印象的でした。国際交流会館東側ともども奇麗に整備することができました。


整備された国際交流会館東側

いまだ緑濃きコナラの林

シオデ:森のアスパラガスの実


整備後の第二研究館南側

ヨウシュヤマゴボウ

通路もすっきりした第二研究館南側



10月31日(土)の作業:

先の作業でやり残した東一号館周囲の整備作業、国際研究館周囲の蔓草の除去や植込みのなかの雑木の除伐を実施しました。また、手入れが行き届かなかった兼松講堂東側の空地の雑草刈を行うとともに、第一・第二講義棟南側の雑草の刈取作業に着手しました。第二講義棟の南側は大学による放置自転車の集積場所になっていて、100台を超える自転車が集められていて、それを脇に移動しての作業で、絡みついたクズを除く作業と相俟って難作業となりました。全てを行うことはできず、一部は次回に持ち越しました。


作業後の兼松講堂東側

作業中の第二講義棟南側

作業後の第二講義棟南側